2007年2月20日火曜日

バンドでの曲作り(Alejandro編)

 現在私の所属するバンド「Alejandro」は、曲作りに精を出しています。次のライブまで時間があるので、それまでにオリジナル曲をもっと増やそうと思っています。「曲作りってどうやってすればいいの?」とか「バンドで良い曲ができない」という人のために、参考までに私たちの曲作りの方法を紹介します。

①アイディア
 曲作りの最初はアイディアの発生です。音楽をやっている人ならば、日常の生活の中で何かメロディーやリフが浮かぶことってあると思います。それを携帯なんかのボイスレコーダーに鼻歌で入れておきます。また、ギターやベースなどの楽器をいじっているいるときにも何か良いフレーズが浮かんだりします。これらのアイディアを面倒くさがらずにストックしておくことが必要です。それを後で聴き返して、「良い感じ」と思えば客観的にも良い曲になると思います。

②"Guitar Pro 5"でのデモ音源作り
 次に、生まれたアイディアをバンドのメンバーにわかりやすく伝えるために、私たちは"Guitar Pro 5"でデモ音源を作ります。"Guitar Pro 5"とは、「タブ譜」を使ってギターやベースのフレーズを打ち込めるソフトです。便利でわかりやすいタブ譜に慣れている私たちにとって、これは大変使いやすいソフトです。もちろんドラムのパターンを打ち込むこともできます。この"Guitar pro 5"を使って全てのパートの大体の像を打ち込み、ある程度完成した「曲」として持って行きます。
 自分の作った曲をバンドのメンバーに伝える場合いろいろな方法があると思いますが、このようにある程度の形をつくって示したほうがいいと思います。そのほうが曲のイメージは伝わりますし、その後の各パートでの展開もしやすいと思います。
 DTM(Desk Top Music)でデモ音源を作るというのはよくあることですが、"Guitar Pro 5"の良いところは、自分の弾けない楽器の音も打ち込めるというところです。ギターの不得意な人でも、イメージするギターリフなんかをバンドのギタリストに伝えられることができます。

③演奏しながら展開
 デモ音源をメンバーに渡した後は、全体で演奏と話し合いを繰り返しながら、段々と各パートのフレーズが決定していきます。この段階では、各演奏者の個性が出てきて、自分が考えていたものよりも遥かに良い音楽になるはずです。
 バンドの良いところは、このように自分の音と周りの音の対話によって、「新しい表現が生まれる感覚」を味わえることだと思います。芸術とは、自分の経験や感情の表現であり、自然や自己との対話だと思います。音楽も芸術であり、自分の内から湧き出る何かを感じられる素晴らしいものです。

以上が私たちの曲作りの概要です。曲作りには本当にいろんなパターンがあるので、自分にあった方法をみつけられるよう、いろんな人の方法を参考にしてみるのがいいと思います。

Guitar Pro 5 のホームページ
http://www.cameo.co.jp/products/arobas/gp5/

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